今回は、最近よく耳にするようになった「SSL」「https通信」について、書いてみたいと思います。
そもそもSSL(https通信)とは?
SSLとは、簡単にいえば、インターネットを介してやり取りされるデータを暗号化する仕組みのことです。
暗号化されていない、従来のhttp通信では、インターネットを流れる個人情報などのデータが抜き取られるリスクがあります。
これに対して、SSLを導入して暗号化された通信(これをhttps通信と呼びます)では、データが暗号化されているため、たとえ盗聴されてもその情報を悪用される心配がなくなります。
(暗号のため、抜き取っても解読が不可能)
SSLが導入されていないと?
SSLが導入されていないと、Google Chromeでページを表示した際、アドレスバーの横に「保護されていない通信」と表示されます。
(2019年12月5日現在)
また、Firefoxでは、SSLを導入していないページに入力フォームがあると、下図のような怖いメッセージが表示されます。
(2019年12月5日現在)
このようなメッセージは、ユーザーの離脱を招きかねず、また個人情報保護の観点からも、未対応のページにはSSL(https通信)の導入が強く推奨されます。
WIXでは?
WIXでは、基本的にサイト公開時に自動的にSSLが適用されるようになっています。(無料プラン・有料プランとも)
ただし、長く運営している(=公開時期が古い)ページでは、有効になっていないケースがあり、その場合はダッシュボードの設定からSSLを有効にすることも可能です。
WordPressでは?
WordPressの場合は、利用しているサーバーによって手続きが異なり、またWordPress側でも設定変更・記事の書き換えなどが必要となるため、SSL導入のハードルは高くなります。
これからWordPressを利用してホームページを作成する場合は、「インストールの時に同時に」SSLの設定を行っておくことをオススメします。
また、アフェティリアではWordPressへのSSL導入のサポートも行っておりますので、是非お気軽にご相談くださいませ。